よくあるQ&A
Q&A 一覧
特殊な内部構造のロールも製作可能ですか?
製作は可能です。2重管ロールなどの特殊構造の精密ロールが、フィルムやシート成形ロールに使用されています。
傷んだロールの補修も可能ですか?
軸交換や肉盛などによって補修することができます。まずはロールの状況を見せていただき、その上で補修方法を相談させて下さい。ただし、ロールのダメージ状態によっては新作をお奨めする場合もあります。
ナイフロールの補修も可能ですか?
ナイフロールの補修は可能です。刃先の修理および構造については、お問い合わせフォームにてお尋ね下さい。
ロールの加工精度について教えてください。
加工可能なロールの精度はロールのサイズや形状、材質などによって異なりますが、1/1000mm単位の精度ロールの加工が可能です。具体的な図面をもとに、お問い合わせフォームからお尋ね下さい。
彫刻ロールにも対応可能ですか?
彫刻加工は社内では行っておりませんが、協力会社との協業で対応できます。
予熱ロール、冷却ロールなどの熱媒体循環式のロールは、ガイドロールとどのような違いがありますか?
内部に熱媒体を循環させるか否かが最も大きな違いです。予熱・冷却ロールとはロールの内部に水や油などの熱媒体を循環させることでロール表面の温度を管理し、フィルムやシートなどの基材を温めたり、冷やしたりする役割を持つものです。一方、ガイドロールはフィルムやシートなどを搬送するためのロールです。熱媒体が循環しないガイドロールはパイプに軸が付いただけの単純な構造をしていますが、予熱・冷却ロールなどの熱媒体循環ロールは軸に熱媒体を通すための穴が開いており、ロール本体の構造も循環の方式によって様々な形状のものがあります。当社では、外パイプの中に内パイプを入れることによりパイプ同士の隙間を熱媒体が通っていく構造をしたロール製作を得意としています。このようなロールは2重管構造と呼ばれ、熱媒体は流路の分だけに抑えることができ、また外筒と内筒の隙間を熱媒体が通るため表面温度にムラが出にくく効率的に予熱・冷却が可能です。
圧力容器構造規格のロール製作は可能ですか?
第2種圧力容器及び小型圧力容器対応のロール製作は弊社で可能です。
熱媒体循環式ロールの内部洗浄は可能ですか?
新品並みの冷却効率への改善は保証できませんが、内部洗浄は可能です。
ロールの材料選定や構造のご提案はいただけますか?
過去の実績に基づいてロールの材料選定や熱処理、構造などの提案は可能です。
ロールの軸部のみの補修も対応可能ですか?
材質や形状にもよりますが、対応可能です。
ロールの軸部の摩耗を硬質クロムめっきで補修可能ですか?
軸部の摩耗状態によりますが、めっき膜厚100μm程度であれば補修は可能です。